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栄養指導通信 2013年~ 栄養指導通信 2008年~2013年
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AERA特別号に当院が紹介されました

AERA臨時増刊No30 7月5日号

日本初!かかりつけ医を探すガイド
「日本の家庭医08」

に当院が紹介されました。

有名専門医800人が薦める町のお医者さん1,435人が紹介されています。
引続き今後も地域の皆様のお役に立てるよう「家庭医」として頑張ってまいります。

ワーファリン服用中の患者さまへ

お薬を服用されるにあたって納豆などビタミンKを多く含む食品を控えるよう指示があったと思います。「ビタミンK」は、なじみの薄い栄養素ですが「納豆」と「濃い緑色の野菜」に気をつければ、それほど難しくはありません。

避けていただきたいもの

納豆はビタミンKが多いだけでなく、腸内でビタミンKを産生しますので、少量でも避けましょう。クロレラや青汁などの健康食品では、通常の野菜よりも成分が濃縮されている場合が多いため、注意が必要です。 山芋やオクラは、納豆のようなネバネバ感がありますが、問題ありません。

食べる量に注意したいもの

ビタミンKは濃い緑色の葉もの野菜や海藻などに多く含まれています。
ほうれん草やブロッコリーなどは、一度に大量に食べる事は避けましょう。
加熱や水さらしは殆ど関係しないので、ジュースや煮込みでも変わりません。

海藻にもビタミンKを多く含むものがありますので注意しましょう。薬味や味噌汁程度ならOKですがひじきの煮物や、手巻き寿司の焼き海苔などは多く食べ過ぎてしまいやすい食べ方です。

通常の食べ方では問題ないもの

色のうすい野菜や、赤や黄色の野菜にはビタミンKはそれほど含まれていません。
また、緑色でも豆類やピーマンなどの果菜類には少な目です。
「緑黄色野菜」は、身体にとって必要なのでニンジンや南瓜、ピーマンなどを中心としてほうれん草などは一日に重ねて食べず2~3口程度までにすると良いでしょう。ほかにも、誤解しやすい食品として、ヨーグルトなどの発酵食品・納豆以外の大豆製品に不安を感じる患者さまもいらっしゃいますが、食べても問題ありません。

食品名 一回当たりの目安量 ビタミンK量(μg)
ほうれん草 50g(おひたし) 190
モロヘイヤ 50g(おひたし) 225
ブロッコリー 30g(つけ合せ) 45
生わかめ 30g(あえもの) 42
ひじき 40g(乾燥8g) 40
干し海苔 3g(全形1枚) 78
味付け海苔 4g(1パック) 26
抹茶 2g(1人分) 58
きゅうり 50g(約1/2本) 17
ピーマン 35g(中1個) 7

※含有量・目安量は季節・商品によって異なります。

ビタミンKは、もともと腸内でも合成されている栄養素です。禁止食品以外はそれほど神経質になる必要はありませんが、人によってお薬の効き方は違いますので必ず医師の指示に従いましょう。
気になる食べ方をしたときは、どれくらい食べたのか覚えておいて頂くと参考になる場合があります。






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