心臓カテーテル検査とは?
心臓カテーテル検査とは、手首・肘または足の付け根の血管から直径1mmから2mmの細い管(カテーテル)を心臓の中まで挿入し、心臓病を詳しく調べる検査のことです。
心臓カテーテル検査とは、手首・肘または足の付け根の血管から直径1mmから2mmの細い管(カテーテル)を心臓の中まで挿入し、心臓病を詳しく調べる検査のことです。
※検査・診療とも日帰りで実施可能です。
入院が必要になる場合は、行政、連携病院を紹介致します。
カテーテル検査・治療に関するご質問・ご相談はお気軽にお申し出ください。
カテーテル検査は、右手の手首の撓骨動脈より「点滴を刺す」ようにカテーテルチューブ(約1mm余りのビニール製のチューブ)を差し入れて行ないます。刺す部分には局所麻酔(歯医者さんと同じ)を充分するので痛みはありません。 |
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検査時間は20~30分程度、使用造影剤は50ml以内です。 |
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検査終了後造影剤の尿排出を促すために点滴を行ないます。これに2時間かかります。 |
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止血は、使用するカテーテルチューブが細いので2時間のバンド圧迫で止血は完了します。 |
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安静度は、検査終了直後からトイレ歩行は可です。 |
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点滴終了後、造影剤が全て尿に排出したことが確認できれば、検査結果のビデオ説明を聞いて帰宅していただきます。 |
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従って帰宅時間は夕方ごろになると思います。 |
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費用は、入院費がかからず純粋に検査の費用だけですので、3割負担の方で28,540円、2割負担の方で19,010円、1割負担の方で9,580円となります。 |
心臓CTの進歩で血管の狭窄の有無をみるだけなら、ある程度CTは心臓カテーテル検査の代わりになりますが、石灰化病変やステント治療部分の評価にはCTは無力です。最終的には今でも心臓カテーテル検査が最も信頼されています。
カテーテル検査の結果、90%以上の狭窄が認められた場合、患者さまの希望があれば引き続きステント治療も可能です。ステント治療をしても1時間程度で終了しますので、体調が良ければ17時過ぎに帰宅していただくことも可能です。